浸透圧 【Osmosis】
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概要 濃い液体と薄い液体を膜で仕切ったときい薄い方から濃い方へ行こうとする力 |
2017/09/15(作成)-2017/09/15(最終訂正)
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塩漬けにして野菜をさせたりしたり、野菜サラダをつくるとき野菜を水に漬けてパリッとさせたりしたことありませんか。 これも浸透圧を利用したものですよ。
濃度の高い溶液と薄い溶液が半透性膜を隔てて存在する場合、濃度の薄い方から高い方へ水分が移動し濃度を同じになろうします。その際に膜にかかる圧力。 (青い←の方向にかかる)
半透性膜は、一定の大きさを越えたものは通過させない 分子レベルの網のようなものと考えると判りやすいかも知れません。 |
----身近な例----- 1.ナメクジに塩をかけて小さくしたことは、ありませんかあれも浸透圧のせいです。この場合細胞膜などが、半透性膜にあたり濃い濃度が体の外ですね。塩でなくても水に溶けるものなら例えば砂糖でも起ります。 2.半透性膜には、膜の性質によって透過させるものとしないものがあり医療では、人工透析で患者の血液中の不要なものを取り出す腎臓の代わりもします。 3.濃度の高いほうに浸透圧を越えた圧力をかけると逆に移動します。逆浸透圧(Reverse Osmosis)といい、これを利用して海水から私たちの飲用水にすることが出来ます。 離島などの水不足を解消するために国内では、福岡市等の自治体で、他国でも、そのための施設が既に稼動しています。 |
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