アカガイの仲間 【赤貝】
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概要 身が赤いところから赤貝。藻貝または、血貝(チガイ)とも呼ばれます。 |
2017/09/15(作成)-2017/09/15(最終訂正)
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◆貝の血液が人間のヘモグロビン様に呼吸色素が鉄ポルフィリンを補欠分子団とするエリトロクルオリンのため血液が赤く、そのために貝の身が赤い色をしているためにアカガイまたはチガイと呼ばれる。またモガイ(藻貝)は、稚貝が藻場の海藻に足糸(足から出す付着糸)で付着することから。
◆貝殻の大きさは約12cmになり、北海道の南部から九州までの海の、深さ1m〜10mの深さの泥底に生息しています。
◆写真は、アカガイの仲間でサルボウガイです。貝殻の放射肋(放射状の縞模様)の本数で見わけます。 |
●アカガイ Scapharca broughtonii・・・放射肋42本位
●サトウガイ Scpharca satowi 別名 マルサルボオ(丸猿頬)・・・放射肋38本位 昔は普通に赤貝として一緒に市場に出回っていた種類です。味も赤貝と変わらずおいしくいです。この変わった名前に由来は、イギリス外交官として活躍した「アーネスト・サトウ」からだそうです。
●サルボウ(猿の頬) Scpharca kagoshimensis・・・放射肋32本位 猿の頬の様だとサルボウと名前が付いている。赤貝の缶詰として主に流通しているのがこの貝。アカガイより小さい処から市場などでは「小赤」と呼ばれて流通。
●クイチガイサルボオ(食違い猿の頬) Scpharca inaequivalvis・・・放射肋29本位
●ハイガイ(灰貝) Tegillarca granosa・・・放射肋17〜18本 殻が厚く、焼いて石灰を作ったことから灰貝。 |
採集(拉致)・飼育について
◆潮干狩りでアサリとともに簡単に取れます。数は少ない。
◆餌は、アサリと同様でプランクトン他なので飼育は無理。
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----メモ---- プランクトンなど | 分類 | フネガイ目フネガイ科 | 学名 | Scapharca broughtonii | 和名 | アカガイ 【赤貝】 | | |
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