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比重計
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人口海水で飼育用の海水を作る時や飼育水の塩分濃度Checkに使います |
2017/09/15(作成)-2017/09/15(最終訂正)
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●比重計の種類と特徴
A.左は、器具内に測定したい水を入れて計ります。 中の針が比重により動きその時の濃度の指します。 写真の物より小型のものも出回っていてお勧めの 測定器具です。 必要・お勧め度 価格1200-2000円程度
B.右は、測定したい水に浮かべてメモリ水面の所の 目盛りを読み取り濃度を測定します。 古くから使われていて測定範囲の広い定番です。 必要・お勧め度 価格1500-2500円程度
C.この他にセンサー式のも最近で回っています。 測定前に校正(調整)が必要ですが精度は、一番。 しかし、価格が高く実際これ程の精度を必要とは、思いません。 必要・お勧め度 価格9000-12000円程度
タイプ別メリット、デメリット一覧 |
| メリット(利点) | デメリット(欠点) | A | 樹脂なので割れにくい 中の針が、濃度を示すので子供でも簡単 | 測定範囲が狭い(海水なら問題なし) | B | 価格が安い 測定範囲が広い(汽水の濃度も測定可能) | ガラスなので割れやすい 微調整が難しい | C | 精度が高い 測定範囲が広い(汽水の濃度も測定可能) | 価格が高い 取り扱いがやや面倒 |
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●お勧めは、Aのタイプです。
耐久性に優れ取り扱いも簡単ですし、価格も安い。また、最低必要な精度は、 十分あリます。
---- メモ ---- 調整する濃度目標は、1020〜1.024 です。 背骨のない生き物(無脊椎動物)収容する時は、やや高めにするといいでしょう 例・・・エビ、ヤドカリ、イソギンチャク等 1.023〜1.025程度 いずれの比重計も25℃程度の水温で測定するようになっています。 なるべく25℃前後の水温で測定する程度で十分です。 あまり気にしなくても良いと思います。正確に計りたい場合は試してください。 プラスチック製場合、針に気泡がついてないことを確認して比重を調べます。 付いていたら、軽く振れば取れます。 |
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