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レイアウトについて 配置のヒント
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芸術や日本庭園等美しい物を参考にレイアウトしてみてはどうですか |
2017/09/15(作成)-2017/09/15(最終訂正)
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実際に水槽の中に石や貝殻等を置いてみて、ああでもない、こうでもないと悩みながら配置する水槽セットで楽しい所です。
私個人の好みですが、奥行きや広がりを感が有りかつ元の海や川に居るように見えるものが好きです。その方が、生き物がより生き生きしてるように見えると思います。 しかし、狭い空間(水槽内)で奥行きや広がりを感じさせるレイアウトは、難しい物です。 また、広がりや奥行きを感じないレイアウトでは、中にいる生き物たちも窮屈そうに見えるのは私だけでないと思います。
そこで、簡単に変えられない場合も多いので次の二つのことを踏まえてやってみては、どうですか。
下記のほかにも、庭園や芸術、建築設計等で美しく見える比率や配置が、ありますがいきなり色々試すよりこの二つを利用する方が失敗も少なくやりやすいと思います。
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□黄金比(黄金数)の配置
数学的や芸術的意味合いは、説明してると長くなり 逆に混乱を招きそうなので、「綺麗に落ち着いた感 じにする比率」程度に留めておきます。 ここ試験に出ます・・・ と冗談言いたいほど重要な比率です(笑)。
黄金比は、1:1.61803・・・でおよそ 5:8または 38:62つまり大まかに 4:6 で配置することで バランスが取れる。
この比率は、多くの人が美しさと安定を感じる割り合いで水槽のレイアウトだけ でなく写真撮る時や絵書く時、お店の商品陳列等ヒントにもなります。
□不等辺三角形の配置
日本庭園やいけばな等でおこなわれている昔からのまとめ方は、 真(しん)、添(そえ)、対(たい)の配置です。
中心となる真 脇にあってそれを引き立て役の添 それにあえて対立させる対
この三者の組み合わせが基本に、奥行き感や安定感ある風景を つくりだします。 この3つは一直線上に並べない、等間隔にしないで上から見ると ならないように不等辺三角形に配植します。 |
◆配置のまとめ
真となる大きな飾りを4対6で配置しそれにあわせ二番目に大きい物を対として配置し 添を真に添える基本形を作る。
また、複雑にしたい場合は、対や添を真とする対や添を配置したり、真と対を結ぶ線や真と添を結ぶ線を山脈に見立てて両線の後ろに小石などを積み上げてもよいと思います。
個人的には、対と添間は、余り飾りを置かず底砂を敷き詰めるだけにしておくほうが好きです。 |
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