アラムシロガイ 【粗筵貝】
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概要 肉食性で、腐った魚なども食べてくれるので、干潟のそうじ屋 |
2017/09/15(作成)-2017/09/15(最終訂正)
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◆普段は、砂の中や岩かげに隠れていて、死肉の匂いがするとでてくる。
◆自分の近くに死体や弱った生き物を見つけると即座に捕り付いて砂の中に引き込み食べ始める。
◆以外にハンターの一面もある。 貝類は、巻貝、二枚貝の区別なく襲います。
アサリが食べられ始めて暴れているを発見してのでピンセットでアラムシロガイを持ち上げて軽く振ったが、簡単には離れなかった。 無理やりはがし、アサリとともに水槽に10cm程度話して水槽内に戻したが、逃げるアサリが逃げた跡を正確に追い捕り付き食べやすい安全な物かげにまで引きずって行き再び食べ始めた。 その時の動画が、次の物です。
● 暴れているアサリが、かわいそうなので気の弱い方は、見ない方がいいかもしれません。
動画を見る (2011 05 25)
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◆右の写真は、二枚貝(アサリ)を襲うアラムシロガイ。
飼育水槽に入れた石に付いてきて水槽中で成長し個体。 貝が、3mm程度のSizeであったが、1年程度で15mm程度に成長した。水槽内に砂を浅くしかひいてない溜め砂に潜れず貝に赤い苔が、強く付着してしまった。 水槽ちゃんと管理しろよの突っ込みは、ご遠慮ください。 アハハヾ(・∀・`。)。oо○(愛想笑い)
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◆右写真は、アラムシロガイが食べ終わったアサリの 貝殻を回収後撮影しました。
右側に直径1mm程度に錐かドリルで開けた様に綺麗な 穴になっています。 |
◆飼育 ・水質は、干潟に生息してるだけあって水質がかなり悪くても生き延びる。
・特に意識して餌を与えなくても、魚などの食べ残し(動物質)を食べる。
・水槽の掃除屋として入れるならば、貝類は、二枚貝、巻貝の区別なく 入れると食べてしまうので注意。 餌を発見したらまるで猛獣を彷彿させる程追いかけて行ってとり付きます。 アサリ、ヒメシャコカイ等の二枚貝だけでなく、シッタカ等のコケ掃除に 入れた巻貝すらも食べます。
-- イソギンチャクには、悪さをしないようですがサンゴ類は未確認。--
・砂の厚さは、砂に潜り貝が隠れる1cm程度がよいでしょう。 あまり深く引くと何処にいるかわからなくなる(笑)。 |
----メモ---- 海洋性の動物の死骸(刺身やクリル等)、生きたアサリ | 分類 | 新腹足目 ムシロガイ科 | 学名 | Nassarius (Hima) festivus | 和名 | アラムシロガイ【粗筵貝】 | | |
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