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アンモニア
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概要 生物の活動によって生成される有害な物質 | 2017/09/15(作成)-2017/09/15(最終訂正)
| 水槽内の生物の活動によって最初に生成される有害な物質がこれです。このアンモニアはフィルター内で飼育するバクテリアの働きによって容易に亜硝酸に分解されます。 上手な飼育ができている場合は0つまり検出されません。(ろ過のバクテリアが、正常に活動している) 水槽設置直後やエサを与えた直後以外でこのアンモニアが検出されるなら飼育環境・方法・飼育数等のの再検討が必要。また、アンモニアは、刺激臭がありますが、臭いでわかるほど濃くなる前に、毒性が強い為に魚などは死んでしまいます。飼育始めは、特に試薬などで使い必ずチェック必要があります。 | アンモニアは、ニトロソモナス(亜硝酸菌)と呼ばれる細菌(バクテリア)の仲間から次のような分解を受けます。 2NH3+ 3O2 → 2NO2−+2H2O+2H+ この時、大量の酸素が消費され亜硝酸イオン(NO2−)と水素イオン(H+)ができます。 したがって 良いろ過を行うにはろ過特に生物ろ過の部分に十分な酸素がいきわたるように設置しないといけません。また、水槽のpHが、下がっていく原因の一つがこの反応です。 pHの変動の監視は、この反応の監視時の一つのバロメーターとなりますが、pHだけで判断するのは危険です。亜硝酸検査試薬をメインの監視に使いましょう。 ------------------------------------------------------ また、ニトロソモナス(亜硝酸菌)は、アンモニアがなければ増殖する事は出来ません。この事は、以前新規に水槽を立ち上げるときは、魚を入れずに数日から数週間水だけで・・・というのが常識のようにいわれてましたが、間違いだとわかりますね。 |
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