アメフラシ 【雨降らし】
|
|
|
概要 磯等で紫色の汁を出されて驚かされる。 |
2017/09/15(作成)-2017/09/15(最終訂正)
|
◆右の写真は、2009/06/08に潮溜まりではってる様子です。クリックで拡大して探してみてください。
◆名前の由来は、おそらく6月前後に磯に見られアメフラシをいじめたり、いじると梅雨時なのでたまたま、雨が降るしアメフラシの紫色の汁が雨雲に見える所からだろうとおもいます。
◆外見上は貝殻は退化しているが、背中の外套膜の内部には変形した板状の殻をがある。
◆草食で、皮膚には食餌由来の毒素がある。
◆アメフラシをつついて刺激すると、紫汁腺とよばれる器官から粘りのある紫色(もしくは白色や赤色)の汁が出ます。この汁は、外敵に襲われた時に煙幕や、液が外敵にとって不味いためそれ以上襲われないようにしてると考えられてます。この汁の色は、食べている餌よってかわるようです。
この汁を使って布を染めると綺麗な紫色になります。布に色を固定するのにミョウバンでいいようです。(実際染めた人が、染め方の詳細を秘密されているので詳しくは知りません。) |
◆雌雄同体で頭の方に雄の生殖器官を、背中に雌の生殖器官がある。 春〜夏にかけて繁殖のために磯に現われて、「海素麺」とよばれる黄色く細長い麺のような卵塊状の卵を見ることが出来ます。 右の写真は、アメフラシの卵「海素麺」かな(2009/06/08撮影) |
◆ アメフラシ動画 ◆ ←Clickで見れます 10cm程度の個体
|
◆ 飼 育 ◆ ウミウシの仲間では、飼いやすいほうですが、海辺での観察にとどめる方がよいとおもいます。 どうしても飼育してみたい場合は、小さめの個体を選ぷことと、よく食べよく糞を出すのでコミュニティー(混泳)水槽には不向きとなので個別飼育をお勧めします。 水流が、無いと直ぐに水面近くの壁面のまで上がります。これは、酸素不足で上がってくるのかも知れません。常時ユックリした水流が必要でしょう。 長期飼育には、生の海藻の確保が必要なので短期飼育にとどめたほうがいいでしょう。飼育後は元の海に返しましょう。 |
----メモ---- アオサ等の海藻 | 分類 | アメフラシ上科 アメフラシ科 アメフラシ属 | 学名 | Aplysia kurodai | 和名 | アメフラシ 【雨降らし】 | | |
|