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潮溜まりは、苛酷な環境
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TidePool(潮溜まり)の生き物は、飼育しやすいのか |
2017/09/15(作成)-2017/09/15(最終訂正)
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■Tidepoolは、生き物にとって過酷な場所 右のような小さな水溜りの生き物にとって昼間の干潮は、水温が、激しく上昇する。夏に海で泳いで潮溜りに足を入れたらお風呂のように暖かく感じたことのある人も多いはず。 夏場だと本当に40度近くまでなる潮溜りも珍しくないし。冬場でも10度近く上昇することもありますね。 水温が高いと、どうなるか。
1.水の中の酸素は、逃げてしまう 魚やヤドカリ達が生きていくのに必要な酸素は、海水の中に溶けているものを 利用します。しかし酸素は、温度が上がるば上がるほど水中から逃げてしまいます
2.水温が上がると悪い細菌には天国 悪い細菌は、活動するとどんどん魚やヤドカリ達にとって毒である物をせっせと 作ります。温度が高いほど悪い細菌たちは元気になって魚達が、生きていけない 毒物が沢山出てきます。
3.満ちてきても地獄の水温変化 潮が満ちてくると今度は新鮮な海水が、流入して一気に水温が下がます。 この水温の激しい変化を金魚の水槽で行ったら金魚は、お星様に・・・・。 人でもお風呂にはいってあーいいゆだなと してるところに 冷たい水を 頭からかけられたら下手すると心臓麻痺で死んでしまいますよね。 |
彼らは、酸素不足、猛毒、温度変化に耐えて生き抜かないといけません。 つまり、潮溜まりの生き物は、環境変化に強いのです。そのことは多少の飼い主の失敗も耐え抜いてくれる力があるから飼い易いのです。
■だからと言って、無茶な飼い方は、しないでね■ |
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