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冷凍フード
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稚魚や口の小さい魚、プランクトン食の生き物等幅広く使えます |
2017/09/15(作成)-2017/09/15(最終訂正)
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冷凍のプランクトン類は、非常に便利です。稚魚から成魚まで幅広好んで食べる事が多く食欲不振や人工飼料を食べない時は、先ずこれを与えて飢えさせないようにする為に使ったり、連れ帰った生き物が、小さくて他の餌では食べれない時、飼育してて子供が生まれた時等幅広く使えます。
使い方は、少量の飼育水に入れて解凍後、10分程度で沈むと思います。その後解凍に使った飼育水ごと水槽に入れます。動きが、遅いものや定位置で動かない物には沈んだのをスポイドで吸い取り、食べさせたい生き物にそっと吹きかけるように与えます。
欠点は、水槽内に直ぐに広がって食べきれない物がろ過に吸い込まれ無駄になる事が多くろ過に負荷がかかってしまう可能性があることです。この手の餌を与える時は、一時的にろ過を止める必要がある場合も多く食べ終わるまでの監視が必要。そして食べ終われば、直ちにろ過を再始動させるなど手間や監視等が特に必要な事です。
また、他の生き物も好んで食べるので与えたい生き物に回る量が足りなくなる可能性があるので入れ過ぎによってろ過に負荷をかけて水質を悪くする場合もある。
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◆コペポーダ お勧め度
特にお勧めの冷凍フードです。海洋性のプランクトンでもありTidePoolの生き物で、まず好んで食べない魚はいないでしょう。また、ここで紹介している他のプランクトンフードより栄養面でもTidePoolの生き物には最適だと思います。
コペポーダとは、節足動物門 甲殻亜門 顎脚綱 カイアシ亜綱に属する動物の総称で、カイアシ類と言います。他にケンミジンコともいいます。ケンミジンコの学名 copepoda からコペポーダと通称で呼ばれるようです。淡水性のケンミジンコも含まれますがこの手の商品は、たいてい海洋性のものです。
□MakerHP キョーリン
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◆アルテミア(シーモンキー、ブラインシュリンプ) お勧め度
別名シーモンキーやブラインシュリンプとも呼ばれ、ペットとして飼育することも可能ですし卵の販売もされています。ホームセンターのペットコーナーにも置いてあることも多い事からも入手しやすく飼育も簡単な生き物です。
古くから餌として使われており、淡水の稚魚飼育から海水のクラゲ飼育まで幅広く使われてきました。しかし、海の生き物ではないことから栄養に問題ある事もあります。 人比較的入手しやすいので、人口飼料になれるまでや他のプランクトンフードを手に入れるまでの繋ぎとしてはかなり良いものです。
□MakerHP キョーリン
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◆ワムシ お勧め度
ワムシは、輪形動物門(Rotifera)に分類される水中の微小動物からなる動物群です。この冷凍フードに使われているものは、おそらくシオミズツボワムシと呼ばれる物で人工的に大量に増やす事が可能ない生き物。
先に紹介したアルテミア等より小さくまた、人工的増やす事が簡単なので魚の養殖で特に卵から孵化した直ぐの稚魚の餌に使われています。
連れ帰った魚が、種類が判別できないほど小さい場合や飼育中に子供が生まれた時の初期飼料に最適です。
□MakerHP キョーリン |
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